青森空襲通信 2024年8月10日発行分 青森空襲を記録する会

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目次

戦災から79年
青森空襲展を開催!

7月25日~28日
子ども等256人来場

 戦後79年を経過し、青森空襲を体験された方々も少なくなり、空襲を風化させず語り継ぐことは、困難な時期を迎えていますが、戦争の愚かさと平和の大切さを子どもたちに語り継ぐことは、今を生きる私たちの役割だと思います。

 その願いを込めて今年も「青森空襲展」が青森中央市民センター常設展示室で開催されました。

 来場者は年々減少していますが、4日間で256名の来場者がありました。

 子どもたちの姿もありましたが、まだまだ少なく働きかけの工夫が必要だと感じました。

 今年は、会場周辺に5000枚のチラシを配布し、来場を呼びかけました。

青森空襲体験者の
証言集を発行できました

44年間の活動で
「証言集が32集」

 青森空襲の体験者の証言集を発行し続けてきました。

 青森空襲を記録する会の活動は、①空襲展の開催 ②空襲体験者の証言集の発行 を中心に始まりましたが、証言が集まらない、編集者がいない等の理由で、44年間の活動中に31集まで発行してきましたが、昨年は証言を集められず発行できませんでした。

 今年は3人の方から原稿を頂き発行することが出来ました。

 来年度の発行は、既に原稿が寄せられており、発行できる状態になっています。

 体験された方々がいる限り発行し続けたいと思います。ご協力をお願い致します。

ご購入にご協力を!

次代への証言第32集
B5版
定価 500円

戦没者遺骨収集写真パネル展を開催!

5月23日~26日
青森市文化会館二階展示室
来場者120名

 戦後79年も経過しながら、海外の戦没者遺骨が未だ収集されず放置されています。

 海外での遺骨収集作業の写真展で、熱海市の鈴木基之さんがパネル持参での展示会でしたが、約20人が参加し熱心に聞き入っていました。

 それにしても、戦後79年も経過し、戦没者の遺骨が約百万人も放置されていることにはびっくりしました。

 機会がありましたら、再度開催したいと思います。ご来場ありがとうございました。

青森空襲戦災犠牲者追悼
平和祈念の集い

7月28日市役所前で
市民30人が参加

 戦後60年の19年前に建立した「空襲・戦災都市青森の碑」前で開催された集いには、市民30人が参加しました。

 黙とう、主催者、市総務部長、戦災遺族代表あいさつ、舞踏家福士正一氏の追悼劇、折り鶴献上で集いを終わりました。

 体験者が減少する中、参加者が減少しています。来年は戦後80年、碑建立20年の年です。一人でも多くの市民のご参加を期待しています。

青函連絡船戦災犠牲者追悼
平和祈念の集い

7月14日追悼碑の前で
市民25人が参加

 青森港八甲田丸地区に建立された「青函連絡船戦災犠牲者碑」前で今年も集いを開催しました。

 黙とう、主催者、市長代理挨拶、青公大生の追悼文朗読、折り鶴献上と続きました。

 遺族の黒滝富江さんは高齢のため参加できなくなり、折り鶴を送って頂き、最初に献上しました。

 来年は戦後80年、碑建立20年となります。一人でも多くの参加を!

青森空襲の跡をたどる
集いを開催

7月22日午後
3人が参加 暑かった

カトリック本町教会の焼けたレンガ堀

 市の広報やチラシで参加を募集しましたが、期待した子どもたちの参加は無く、大人が三名参加しました。

 集合場所の歴史の庵「奏海」前から徒歩で、元食糧公団、青森製氷、元公会堂、元勧業銀行、蓮華寺、元五十九銀行などを巡りましたが、猛暑で建物疎開の柳町通は省略して終わりました。

青森空襲の体験を語る集い

3人が体験を語る
弘前の高校生も
全体で20名参加

 空襲体験を語る集いが7月27日に中央市民センターで開催され、約20人が集まりました。

 中に、弘前の高校生が参加され、びっくり、感謝感謝!

 体験は、松谷君江、平井潤治、藤田友史さんが当時の貴重な体験を語ってくれました。

 今年は、次代への証言32集も発行できて、来年の原稿の目途もつきました。

 来年も是非ご参加ください。

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