青森空襲通信 2024年12月20日発行分 青森空襲を記録する会

画像の下に内容をテキスト化した
ページがございます。
こちらをクリックしてください。

風化させず語り継ぐ!
「空襲体験」の原稿募集中!

来年度戦後80年・
青森空襲展から80年


次代への証言44年間で
32集を発行

 来年は青森空襲から80年目です。青森空襲を体験された方々も少なくなり、空襲を風化させず語り継ぐことは、困難な時期を迎えていますが、戦争の愚かさと平和の大切さを子どもたちに語り継ぐことは、今を生きる私たちの役割だと思います。その願いを込めて来年も「青森空襲展体験記・次代への証言33集」を発行します。空襲体験者も少なくなりましたが、90歳前後の方で、空襲を体験された方々の原稿を募集しています。字数は2千字程度とします。筆記が困難な方については、代筆、または、ご連絡いただければ、録音をさせていただき、当方で筆記いたします。

 なお、当時の年齢、家族の状況、空襲を受けた場所、空襲前後の生活の様子、空襲の体験などを記述頂ければ幸いです。

青森空襲80周年事業
「紙芝居」の作成

市内全小中学校への配布の
計画を予定しています

 青森空襲の体験者の証言集を発行し続けてきましたが、この中から選抜し、紙芝居を作成し、市立小中学校全校に配布する計画を進めています。

 以前も計画されましたが、紙芝居や絵本などを作ってくれる方を探せず、中断した経過があります。空襲、戦後80年の来年は、新年早々から準備を進め、是非、実現させたいと思います。

 皆さんの間で、紙芝居、絵本を作成できる方をご存じでしたら、情報をお寄せください。左の絵は、秋田県の土崎空襲の漫画本です。

青森空襲を記録する会の活動

 青森空襲を記録する会の活動は、①空襲展の開催 ②空襲体験者の証言集の発行 を中心に始まりましたが、証言が集まらない、編集者がいない等の理由で、44年間の活動中に32集まで発行してきました。また、慰霊と平和祈念の集いの開催、空襲体験を語る会、空襲の跡をたどる集い等を開催しています。来年度も開催します。

 空襲を記録する会がこれまでに
発行した本やDVD

1.写真集
「青森大空襲の記録」
定価 2,800円
2.写真集
「大湊・下北空襲の記録」
定価 2,300円
3.写真集
「授業を禁じられた女学生たち」
定価 1,800円
4.青函連絡船戦災史
「白い航跡」
定価 3,500円
5,DVD
青森空襲の記録・
空襲写真・米軍フィルム
定価 1,500円

来年、戦後80年、青森空襲80年
各行事を開催します。

廃墟の中、再び戦争をしない、
軍隊を持たない平和憲法を創った

青森空襲戦災犠牲者追悼・
平和祈念の集い

7月28日市役所前で今年、
市民30人が参加

 戦後60年の19年前に建立した「空襲・戦災都市青森の碑」前で、毎年、集いが開催されています。今年も開催されます。多くの市民の参加を期待しています。黙とう、主催者、市長代理、戦災遺族代表あいさつ、折り鶴献上で集いを終わりました。来年は戦後80年、碑建立20年の節目の年です。一人でも多くの市民のご参加を期待しています。

青函連絡船戦災犠牲者追悼・
平和祈念の集い

7月14日追悼碑の前で
今年、市民25人が参加

 戦後60年の19年前に建立した青森港八甲田丸地区の「青函連絡船戦災犠牲者に碑」前で毎年集いを開催しています。

 黙とう、主催者、市長代理挨拶、青公大生の追悼文朗読、折り鶴献上と続きます。

 来年は戦後80年、碑建立20年となります。一人でも多くの参加をお願いします。

青森空襲の跡をたどる集を開催

7月22日午後
今年3人が参加 暑かった

 市の広報やチラシで参加を募集し、子供達の参加を期待し、開催しています。中央地区の焼け跡を徒歩で、元食糧公団、青森製氷、元公会堂、元勧業銀行、蓮華寺、元五十九銀行など歩きます。是非、ご参加ください。

青森空襲の体験を語る集い

3人が体験を語る
弘前の高校生も
全体で20名参加

 第二回目の空襲体験を語る集いが7月27日に中央市民センターで開催され、約20人が集まりました。中に、弘前の高校生が参加され、びっくり、感謝感謝!体験は、松谷君江、平井潤治、藤田友史さんが当時の貴重な体験を語ってくれました。

 来年も、開催を致します。是非一人でも多くのご参加をお願い致します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!